ブラック学科のボドゲ生活

主にカードゲーム、ボードゲームを紹介します。

久しぶりの更新:テラフォーミングマーズ

こんにちは。約3か月ぶりの更新です…

 

何故更新できなかったかというと、「ほぼテラフォーミングマーズしかしてなかったから」です。(ボドゲ卓にテラフォを持ってくとテラフォしかやらなくなるので)

 

ならどうして今更更新しようと思ったのか?

それはテラフォーミングマーズのsteam版、つまりPC版が出てしまったからです

 

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テラフォPC版のメリットはいくつかあります。

  • CPU相手に戦える→いつでもテラフォができる
  • (CPU相手なら)1ゲームの時間がかなり短い←これが大きい 何戦もできる
  • 産出フェイズが楽、キューブなどがじゃらじゃらしない
  • ボードゲームを必要としない

しかし、デメリットも大きいです。

  • 対人戦の場合、ボドゲと違い全員が購入する必要がある(一応1台でもできるがその場合ボドゲ版より時間がかかる)
  • ちょっとお高い(2570円)
  • 日本語版が無い(タフでグローバルな学科の人なら問題ない)
  • ドラフトルールが無い→運要素が大きい 一応次のアプデで実装予定
  • バグが多い(マイニングギルドが配置ボーナスでどんな資源を得ても建材の産出量が増加する(バケモン)、特殊タイルの中に都市として数えられてしまうものがある、等)
  • いつでもテラフォができる→生活の破壊

特に一番最後のデメリットが大きすぎます

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もう健常者には戻れない

 

まだテラフォ未プレイの人や健常者にはオススメできません。

しかし、生活を破壊されたい人、テラフォしたくて死にそうな人、CPU相手に戦略を練りたい人にはオススメです。ちょっとお高いのとバグがエグいので、セールやアプデを待つのもアリかもしれません。

 

良いテラフォライフを!

テラフォーミングマーズ

お久しぶりです。7月は期末試験に潰され更新できませんでした…

 

今回紹介するのは、重量級ボドゲです。テラフォーミングマーズ、というものです。その名の通り火星をテラフォーミングするボドゲです。

外箱にはプレイ時間90分~120分と書かれていましたが、実際にプレイしてみると4時間かかりました(初心者だからというのもありますが)

 

このボードゲームは、火星の酸素濃度、気温、水域面積全てが規定値まで上がると終了となります。プレイヤーは、これらの要素を上げつつ、自分の勝利点を稼ぐことで勝利を目指します。

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ゲーム開始時の盤面。人によってはこれだけでワクワクするはず

 

勝利点の上げ方はいくつかあります。

 

  • 酸素濃度・気温・水域面積のいずれかを上げる
  • カードの勝利点
  • 称号・褒章
  • 緑地・都市による得点

 

基本的には毎ターンコストを払ってカードを使用して効果をつかう、という流れを繰り返すことになります。

カードには、即時効果を持つものとさらに永続効果(毎ターン発動)を持つものがあり、これらをどのように使っていくかが勝利のカギとなります。

このボドゲにおいて一番重要なのがカードで、収入や発電力などのパラメータを増やしたり、緑地・都市を増やしたり、はたまた巨大な隕石を落として環境を一変させる等、様々なことができ、このカードの効果をどのカードと組み合わせようか、等と考えるのもこのボドゲの面白さの1つです。

 

また、各プレイヤーはゲーム開始時に企業カードというものを1枚得ます。このカードはゲーム中場に公開したままで、おのおの特殊な効果を得ます。(例えば緑地を増やしやすい、資源を換金しやすい等)f:id:hippochang:20180807154501j:plain

ゲーム終了時の盤面。得点計算後なので、称号や褒章からはマーカーを除いてあります

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終了時の僕の盤面。序盤は隕石を落として勝利点を稼ぎ、中盤からは現金収入全振りで金の力で殴ろうとしましたが敗北…

個人ボードは 資金 建材 チタン 

       植物 電力 熱 

のそれぞれの産出量と所持量を示しています

 

このボドゲ、ルールがかなり複雑で、記事では触れられなかった部分も多いです。(ルール把握にかなりの時間が…)

 

興味のある人、特に科学技術的な名前にワクワクする人、隕石を落とし他人の庭を焼いて暖を得たい人は是非遊んでみることをお勧めします。

 

タイムボム

こんにちは。

何故か今週はレポートが英語指定(おそらく)で完全にやる気をなくしてしまったので、記事を書いていこうと思います

 

今回紹介するのは、「タイムボム」というボドゲ(カードゲーム)です。

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いわゆる正体隠匿型のボドゲで、ルールを簡単にした人狼みたいな感じです

 

陣営は基本2種類。タイムポリス(警察側)とボマー団です。

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数十枚の銅線カードと数枚の解除カード、1枚の爆弾カードがあり、全て混ぜてシャッフルして、上から5枚ずつそれぞれのプレイヤーの前に伏せます。それぞれのプレイヤーは、自分の前のカードの内訳は見て知ることができますが、見たらシャッフルして伏せ直します。つまりどれがどのカードなのかはわかりません。

 

毎ラウンド、皆で相談しながら一本ずつ、ニッパーで銅線を切っていきます。

(銅線を切られた人が、次にどこを切るのかを決定できます。)

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こんな風に切っていきます。5本の銅線を切ったら、伏せてあるすべてのカードを回収し、また同じ数ずつ配り直して次のラウンドに移ります。(つまりラウンドが進むと配られるカードの数が1枚ずつ減っていきます)

 

この場合は「しーん」なので何も起きませんが

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「解除」が出たら爆弾の起爆装置が1つ解除されます。全て解除すれば警察側の勝利です。

「爆弾」が出たら爆弾が爆発し、即座にボマー団の勝利となります。また、4ラウンド終了時まで解除をすべて開けられなくても、ボマー団の勝利となります。

 

 

つまり、

 

ボマー団は警察側からの信用を勝ち取りながら、自分に運よく来た爆弾を「解除がある」等と偽って切らせたり、爆弾があると嘘をついて解除カードを隠したりします

 

警察側は嘘をついている人を見抜いて、爆弾をよけつつ解除カードを見つけていきます

 

人狼ゲームはかなりルールが複雑でとっつきにくい人もいますが、このゲームは「解除・爆弾を切らない・切らせる」だけの非常にシンプルなルールで、そんな人でも簡単に始められると思います。

また、人狼ゲームで初夜に殺されると即脱落し、とてもかなしくなりますが、このゲームは脱落がありませんし、また最悪正体がバレてしまっても引き次第では勝つことすらできます。

 

ただし、このゲーム、予想以上に推理に頭を使います。めっちゃ疲れます。

慣れてくると、ボマー団は自分の嘘とみんなの発言から、誰が味方であるボマー団なのか分かったりもします。というか正直騙す側のボマー団の方が楽しいです(難しくもある)

 

9割が運の某ラブ何とかレターなどに飽きて来たら(なんだかんだ飽きませんが)、こういった頭を使うゲームをやってみるものオススメです。5~8人集まる環境があれば、ぜひプレイしてみてください。(しかも結構安いです)

code:box なかなおりの森編

こんばんは。

クソブラック学科に収監されて更新が止まってしまいました…(ちなみに今日は催涙ガスを食らいました)

 

さて、今回紹介するボードゲーム(?)はなかなかの変わり種です(妹再生産も十分変わり種でしたが)

 

これです。

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ほとんどの読者はボドゲの絵に夢中で右上の靴下に穴が開いていることに気が付かない

sukuranburuさんの「code:box」という謎解きボドゲです(ボードゲームと呼んでいいのか…?)

 

リアル脱出ゲームだとか、例えば東大だとAn〇ther visi〇nとかがよく企画する謎解きイベントがありますよね?

簡単に言うと、このボードゲームがあればああいう体験ができます。

 

 

これは、迷いの森に迷い込んでしまった主人公が、様々な謎を解いていき、森から脱出する…そんなゲームです。

 

ただこの謎、"""相当"""難しいです。

 

2~3人で解くことを想定していて、制限時間の目安は100分(上級者は60分)とありますが(これ書いてええんかな)

 

謎解きが初めての人は多分この時間だと無理です

 

僕らは6人(倍の人数、かつ全員謎解きイベント経験者)でこの謎に挑んだのですが…

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1時間かかりました。むずスギイ!

 

本当にいろいろ作りこまれててやばかったです(ネタバレになりそうで語れない…)

 

ちなみにここ↓で買えます。

www.boardgameshop-ddt.shop

ただ1点注意してほしいのが、

このボドゲの性質上、(同じ人は)一度しか遊べないということです。

ただ、作者様のサイト↓にはリトライ用用紙があるので、中身を綺麗に使えば、何度か使うことはできます(当然ネタバレになるので自分は参加できない)

ナゾトキゲーム code:box なかなおりの森編 | sukuranburu

自分は既に答えを知っている謎に、友人が唸っている様子を見てニタニタ楽しむのもいいかもしれません

 

 

このボドゲがあれば、わざわざイベントに出向かなくても素晴らしい謎に出会えるので本当におすすめです。是非是非、プレイしてみるといいと思います。

妹再生産 (2018/8/7 追記)

こんにちは、無事今週も生き延びたので記事を書いていきます。

 

 

突然ですが皆さん、妹増やしたくないですか?増やしたいですよね

 

今回紹介するのは、J.C.クリエイツさんが制作している、拡大再生産型のカードゲーム、「妹再生産」です。

 

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絵が非常に可愛い。お兄ちゃん、お姉ちゃんなら誰でも遊べます。

 

簡単に説明すると、

妹を使って妹を出し、出した妹を使ってさらに妹を出す

ゲームです。(それは妹なのか…?)

拡大再生産そのまんまです。

 

毎ターン、山札からカードを2枚引き、妹を出すか、パスして代わりに山札からカードを追加で1枚引きます。

 

妹を出すのには妹パワー(IP)が必要です。例えば

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ツンデレ妹を出すには2IP、魔法少女妹を出すには3IPが必要です。

 

妹パワーは、手札から妹を捨てることで得られます。

手札から妹を1枚捨てるごとに2IPが入ります。上の2枚の妹を出すには5IP必要なので、手札を3枚捨てれば出すことができます。

 

妹は場に出すと、さまざまな効果を発揮します。例えばツンデレ妹は、「次のターンから」カードを捨てる前から1IPを得ることができます。魔法少女妹は、場に出した時に山札からカードを1枚引くことができます。

 

 

しかし、このカードゲームにはもう一つ重要な(?)要素があります。

 

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不穏なカード。

 

性転換カードなるものが存在します。

これを使用されたプレイヤーは、自分の妹を一人、性転換して弟にしなければなりません。

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こんな風に。

 

弟になってしまった妹は、当然妹として数えません。また、カードの効果も得られなくなってしまいます。(ただし、弟に性転換カードを使うことで妹に戻ります)

 

こんな風に、妹を出せば出すほどより妹を出しやすくなり、最終的に妹が一番多かった人が勝ちとなります。

 

 

このゲームは、確実にオタク受けするカードゲームだと思います。

オタクじゃなくても、ゲームシステムが本当によくできているのでめちゃくちゃ楽しめます

ただ一つ残念なのは、名前からしてアレなためか、店舗で全く見かけませんでした(アキバでも見当たらず 私はゲームマーケットで購入しました)

booth.pm

一応BOOTHでは販売しているようです(※私にアフェリエイト料は入りません)

 

本当に面白いゲームなので、是非遊んでみてください。

 

追記

4枚目の画像において、性転換カードを使われた妹の上に弟カードを載せていましたが、ルールをよく読み考えたところ、弟カードを載せるわけではないことがわかりました

おそらく弟カードはデッキから抜かずにそのまま混ぜ、コスト0の効果なしかつ妹として数えないカードとして使用するものだと思われます(捨てるときにはちゃんと2 IP入ります)

ラブクラフトレター

こんにちは、無事レポートのような燃えるゴミを提出できたので、ブログを書いていきます

 

今回は、ちょっとした空き時間にゲラゲラ笑いながらできる、そんなクソゲー(誉め言葉)を紹介します。

 

ラブクラフトレター」というカードゲームです。

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「ラブレター」というカードゲームにクトゥルフ要素を導入し、ただでさえ理不尽に負けるラブレターの理不尽要素が数倍になったもので、下手すると初ターンで敗北します。 

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↑セルフワンターンキルの例。自分のターンでカードを1枚引き、この組み合わせになった場合即死

 

プレイヤーは初めに山札からカードを1枚取って手札とします。

そして、自分のターンが来るたびに山札からカードを1枚引いて手札に加え、手札2枚のうちどちらかを場に出して(捨て札にして)効果を発動します。

ここまでは、元となったラブレターと同じですが……

 

このゲームは1~9までの白い数字カードと、赤い数字カードがあり、赤いカードを使用すると、プレイヤーは「狂気状態」となります

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通常の状態では、赤いカードを使用しても白い数字カードと同じ効果(上の画像ではカード下部の上側の効果)しか使えませんが、狂気状態になったプレイヤーは下の赤い効果「狂気能力」を発動します。

狂気能力は通常能力よりもはるかに強力なぶっ壊れ効果です。(例:6の狂気能力は、「全プレイヤーの手札を回収して好きなように配り直す」)

 

ここまで見ると、狂気状態になって狂気能力を使いまくれば勝てるやん、ってなりますが、狂気状態にはペナルティー「正気度チェック」があります。

 

狂気状態のプレイヤーは、毎ターンの開始時に、自分の場に出ている赤色のカードの数だけ山札からカードを引いて捨て札にし、そこで1枚でも赤色のカードを出してしまったら脱落します。

全体で通常カード16枚、狂気カード8枚が入っているので、1枚引くたびに大体1/3の確率で脱落します。

この正気度チェックで大抵のプレイヤーが死ぬので、まさに運ゲークソゲーです

 

このように、運要素、クソ要素がふんだんに盛り込まれていますが、バランスがなんだかんだ取れていて、かつ誰でも楽しめるクソゲー良ゲーです。

昼休憩のちょっとした時間だとか、宅飲みで暇になった時に役立ちます

ボードゲーム初心者でも簡単に遊ぶことができるので、是非自宅に導入してみては?

ボドゲはいいぞ

初めまして、カバちん、と申します

…等、様々な理由からブログを開設しました。

実験レポートを書き終わるたびに一本くらい書いていこうと思っています。

更新が止まっていたら、ああクソブラック学科の闇に飲まれたんだなあと思っていてください

 

明日も1限なので今日はここまで